文学史1 ~江戸時代

第1問全20問
神代における天地の始まりから推古天皇の時代までの出来事、神話や伝説などを集めた日本最古の本
第1問
古事記
(こじき)
第2問全20問
神代から持統天皇代までを扱う、漢文で書かれた日本最古の歴史書
第2問
日本書紀
(にほんしょき)
第3問全20問
奈良時代に地方の文化風土や地勢等を国ごとに記録編集して、天皇に献上させた地理書
第3問
風土記
(ふうどき)
第4問全20問
天皇から農民まであらゆる階級の人々の和歌が集められている日本最古の歌集
第4問
万葉集
(まんようしゅう)
第5問全20問
竹から生まれた姫が、最後は月に帰ってしまうSFっぽい日本最古の物語
第5問
竹取物語
第6問全20問
平安時代に醍醐(だいご)天皇の勅命によりつくられた日本最古の勅撰(ちょくせん)和歌集
第6問
古今和歌集
(こきんわかしゅう)
醍醐(だいご)天皇の命令で,紀貫之(きのつらゆき)らが編集
貫ちゃん、久しぶり!元気してた?いいこと思いついたんだけど聞いてくれる?万葉集って知ってる?あれいいよね!最近ハマッててさ〜w でさ、万葉集に入っていない歌の中にも結構いい歌あるから最近の歌も合わせてさ、貫ちゃん歌集作ってよ!え?歌集の名前?めっちゃ、バズりそうなの思いついた!昔の歌と、最近の歌いれるから「古今和歌集」ってどう?俺、ネーミングセンスあり過ぎw
第7問全20問
日本文学史上、たぶん初めての日記文学で紀行文に近い。
第7問
土佐日記
(作者:紀貫之)
書き出しは「男もすなる日記といふものを、女もしてみむとてするなり。」作者の紀貫之はなぜか女のふりをして執筆している。
第8問全20問
清少納言による日本最古の随筆で、日本三大随筆の1つでもある
第8問
枕草子
書き出しは「春は、あけぼの。 やうやう白くなりゆく、山ぎは少し明りて、紫だちたる雲の細くたなびきたる。」
第9問全20問
主人公の光源氏を通して、恋愛、栄光と没落、政治的欲望と権力闘争など、平安時代の貴族社会を描いた長編物語
第9問
源氏物語
(作者:紫式部)
第10問全20問
平安時代末期に成立したと見られる説話(伝説や民話)集で「今は昔」という書き出しが有名
第10問
今昔物語
第11問全20問
鎌倉時代、和歌に格別の関心を寄せる後鳥羽天皇が譲位し、後鳥羽院になった頃につくられた勅撰(ちょくせん)和歌集
第11問
新古今和歌集
後鳥羽上皇(ごとばじょうこう)の命令で,藤原定家(ふじわらのさだいえ)らが編集
近頃「鎌倉だ!武士の時代だ!」なんつって俺らのこと軽く扱われてない?そもそもこれまで日本をまとめてきたのは俺ら天皇家だっつーの! 野蛮なあいつらに高等な知識なんてないんだから。国なんて任せれないよ。そうだ!古今和歌集みたいな歌集作ってさ、違いを見せつけてやろうぜ!え?歌集の名前?古今和歌集を新しく作るから「新古今和歌集」ってのはどう?シンウルトラマンやシンエヴァ的な感じw
第12問全20問
鴨長明による鎌倉時代の随筆
第12問
方丈記
書き出しは「行く川のながれは絶えずして、しかも本の水にあらず。」
第13問全20問
日本の鎌倉時代に成立したとされる軍記物語で、平家の栄華と没落、武士階級の台頭などを描いたもの
第13問
平家物語
書き出しは「 祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。 沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらはす。 奢れる人も久からず、ただ春の夜の夢のごとし。」
第14問全20問
鴨長明による鎌倉時代の随筆
第14問
徒然草
書き出しは「つれづれなるままに、日暮らし、硯にむかひて、心にうつりゆくよしなしごとを、そこはかとなく書きつくれば、あやしうこそものぐるほしけれ」
第15問全20問
井原西鶴作の浮世草子(うきよぞうし)で、町人物の代表作の一つ
第15問
世間胸算用
(せけんむねさんよう)
第16問全20問
江戸時代につくられた松尾芭蕉による俳句をおりこんだ紀行文。
第16問
奥の細道
芭蕉家の焼失、実母の死、飢饉などの心痛が重なったことを契機に、残り少ない人生を考え、自分の俳諧の完成を目指して旅に出たときの作品。
"河合曾良(かわいそら)っていいます。 師匠(芭蕉)が45歳にもなって、「人生考え直す旅に出たい!」とか言い出して、一人で行きたくないもんだから、弟子の中で私が選ばれました。皆から「そらが、かわいそーだw」とイジられてますが、師匠と2人頑張りたいと思います。それにしても、予定では5ヶ月で2
第17問全20問
上田秋成(しゅうせい)9話の怪談・奇談から成る小説集。江戸時代の怪異小説の白眉とされる。
第17問
雨月物語
(うげつものがたり)
白眉とは中国の故事成語のひとつ。数ある優れたものの中でも、特に優れているものや人の例え
第18問全20問
お江戸・神田八丁堀の住人と弥次郎兵衛と、居候の喜多八(きたはち)が妻と死別したり、仕事を解雇されるなど不運が続いて、お伊勢参りの旅に出るコメディ。
第18問
東海道中膝栗毛
(とうかいどうちゅうひざくりげ)
一般的には「弥次喜多」あるいは「弥次喜多道中」の通称で親しまれている。
第19問全20問
安房里見家の姫・伏姫と神犬八房の因縁によって結ばれた八人の若者(八犬士)を主人公とする長編伝奇小説で何度もドラマや映画化されている。
第19問
南総里見八犬伝
(なんそうさとみはっけんでん)
第20問全20問
小林一茶による身近なことを俳句を交えて日記風に書いた随筆集
第20問
おらが春

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